持ち出しPCの管理を省力化するツール製品を発売――NECソフト

NECソフトは、Pointsec製品の管理ツール「webRH」など、管理業務を効率化する3種類のツールを発売した。

» 2007年02月01日 19時21分 公開
[ITmedia]

 NECソフトは2月1日、Pointsec製の運用管理ツール「webRH」および自社開発のwebRH連携ツール「SelfHelp」、リカバリファイル収集管理ツール「FileCenter」を発売した。2月中旬から出荷を開始する。

webRH webRH

 webRHは、Web上でPointsec製品を管理することができる管理業務用ツール。従来は、製品ごとの管理ツールを個別にインストールする必要があった。webRHを利用することで、ロック解除やPCのディスク、外部メディアなどの暗号化を簡単に行える。

selfhelp SelfHelpの導入イメージ

 SelfHelpは、webRHと連携して管理者が直接操作することなくユーザー自身が端末のロックを解除できるもの。ユーザーは、指定されたアドレスにメールを送信するとロックを解除できる。ユーザーが海外出張や休日出勤した場合など、管理者が通常の業務時間では対応することが難しいケースに活用できるという。

 FileCenterは、pointsecの運用管理に必要なリカバリファイルを自動的に回収するため、回収の漏れを無くすことができる。

 webRHの価格は、1システム250万円(税別)から。SelfHelpはwebRHシステムの利用が条件で、サーバソフトが50万円(同)、クライアントソフトが1ライセンス2000円(同)。FileCenterは、サーバソフトが80万円(同)、クライアントソフトが1ライセンス2000円(同)となっている。

 対応OSは、Windows Server 2003 SP1以降。利用には別途、ワンタイムパスワード生成機「ダイナミックトークン」が必要となる。NECソフトでは、pointsec製品に関して今後3年間で30万ライセンスの販売と40億円の売上げを見込んでいる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ