ライフボートがPCロックツールを強化、詳細な操作ログの取得が可能に

ライフボートは、USB機器を用いてPCをロックするセキュリティツール「USB HardLocker Standard」と「USB HardLocker Professional」の新バージョンを発表した。

» 2007年03月07日 16時09分 公開
[ITmedia]

 ライフボートは3月7日、USB機器を用いてPCをロックし、情報漏洩を防止するセキュリティツール「USB HardLocker Standard」と「USB HardLocker Professional」の新バージョンを発表した。

 USB HardLockerは、同社とエスコンピュータが共同で開発したセキュリティツール。USB機器を用いて本人認証を行うほか、PCの紛失/盗難時に備えてPCをロックしたり、USB鍵がない限り閲覧できない「秘密領域」を作成し、情漏漏洩/流出を防ぐ。ユーザーの故意の操作による情報漏洩を未然に防ぐため、外部ストレージ機器の追加を禁止することも可能だ。Professional版ではさらに、鍵情報を一括設定、管理する「Configurator」機能をサポートしている。

 新バージョンの3.0ではWindows Vistaに対応したほか、操作ログの収集機能が強化された。ログオンとログオフ、ハードウェアの追加と削除のほか、ファイルアクセス、インターネットアクセス、キーボード操作などの操作ログを記録し、いつ、誰が、どういった不正行為を試みたかを確認することができる。

 また認証の部分も強化され、USB機器に加えてパスワードの入力がないと認証されない方式が追加された。Professional版では、より強固な指紋認証の組み合わせが可能となっている。

 価格は、USB HardLocker Standard Version 3.0が8190円、Professional版は5ライセンスで5万4000円から。いずれも3月23日より販売を開始する。

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