わたしが働くはてなは、ベンチャー企業です。そこでプログラマーとして働いているわけですが、ここではわたしが普段どういう流れで仕事をしているかを紹介してみたいと思います。1プログラマーの日常がリアルに感じられるかもしれません。
出社は10時ですが、その前にやや早起き。朝は一番脳みそが回転するので、この時間にいろいろやってしまいます。
というのをだいたい9時くらいまでやります。早く終わったら読書したりゲームしたり。
プログラマーは、英語ができるかできないかが能力に大きく影響します。そこで会社で毎朝社員と英会話。
XP(eXtreme Programming)のプラクティスには、「会議が長引かないように立って会議しろ」とありますが、それを実践しています。効果てきめん。
午前中は一番仕事がはかどるので、ここでいきなりコーディングです。Mac OS Xにデュアルディスプレイをつないで、Emacsでごりごり開発。使用言語はPerlです。また、仕事がはかどるので、細かいバグフィックスなど、数が多めで一気にやっつけるべきものを優先的にこなしていきます。
お昼に頭を休める目的で、外食したり弁当を買いに行ったり。
またまた情報収集。ご飯直後は頭が回転しません。そこで情報収集。またもやPlagger/はてなブックマークという朝と一緒のサイクルです。
ひたすらプログラムを書く。疲れたら息抜きをしつつ情報収集。夕方にもなると、午前中のような回転率は出せなくなってくるので、じっくり腰をすえてコードを書きます。例えばフレームワークの改造ですとか。
帰宅。技術の本を読んだり、ゲームをしたり、あるいは原稿を書いたり。
基本的には日々この繰り返しです。情報のインプットをRSSリーダーやソーシャルブックマークを使って効率的に行い、インプットしたものはプログラムを書いたり、blogに書くなりしてアウトプットしています。
Webアプリケーション開発の世界は、新しいフレームワークが続々と出てきたり、面白いサービスが出てきたりと、進化のスピードがとても速い。ですから、情報収集をいかに効率的に行うか、というのがプログラマーのスキルに大きく影響します。とはいっても、インプットしただけでは何の役にも立ちません。覚えたことをいかに多くアウトプットするかがカギですね。
ちなみにこんな具合で毎日やってると相当疲れるので(笑)、ときには早く仕事を終えて飲みにいったり、週末の半分は遊びにいったり、というふうにしてストレスを発散しています。プログラマーは体が命 !
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.