OpenVZがRed Hat Enterprise Linux 5に対応

» 2007年03月15日 18時50分 公開
[ITmedia]

 オープンソースのOpenVZプロジェクトは3月15日、サーバOS仮想化ソフトのOpenVZが、RedHatEnterprise Linux 5(RHEL5)に対応したことを発表した。

 同プロジェクトは、仮想化技術を広く公開しており、OSレベルの仮想化技術のサポート提供と推進を行っている。SWsoftの支援により、OpenVZプロジェクトは、コミュニティーに参加して仮想化技術の開発プロセスを促進する開発者、テスター、ドキュメンテーション専門家、技術愛好家などの要求に応える。OpenVZのオープンソースソフトウェアはSWsoftの仮想化ソフトウェア製品「Virtuozzo」のベースとして使用されている。

 RHEL5カーネルは2.6.18修正カーネルであり、SATA、SCSI、イーサネット、Infiniband、ワイヤレスを含むドライバーサポートとバグフィックス、および、ネットワーキング、ファイルシステム、メモリ管理などのコアサブシステムのバグフィックスと改良などが含まれる。

 新しいOpenVZカーネルソフトウェアはこちらよりダウンロード可能。また、ユーザーはインストールの際に役に立つOpenVZ wikiのページにアクセスすることもできる。サイトには、OpenVZについての知識の習得と共有のためのフォーラムを提供するとともに、役立つアドバイスが満載のドキュメンテーションとナレッジベースが掲載されている。

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