電力設備の増強で投資の70%を無駄にしたのはなぜか?ホワイトペーパー

データセンターでは、推定最大負荷電力に耐えうるように電力設備が設計されている。しかし、ある統計データによると、電力設備が持つ能力はわずかしか利用されておらず、投資を無駄にしているところもあるという。過剰設備投資を防ぐためにはどうしたらよいのか。

» 2007年03月19日 11時00分 公開
[ITmedia]

 データセンターの設備は事前のキャパシティプランニングに基づいて決定される。具体的には、推定最大負荷電力に耐えられるように電力設備を設計することになる。だが、この設計では「将来の」最大負荷電力を基準としているため、データセンター内に機器がいっぱいになるまでは常に利用率は低いままになってしまう。この結果、過剰設備が発生してしまっているのである。

 このような過剰設備が生じる原因の1つとして、あとになってから設備拡張するよりも、事前に装置を設置した方がコストを低く抑えられるという理由がある。しかし、長期的に見た場合には、コスト高になるケースが多いのだ。必要なのは、将来の負荷需要を正確に予測し、そのデータに基づいて設備の設計・導入を行うことではない。電源やUPS、空調設備などを段階的に導入可能な仕組みを作らねばならないのである。

 ここでは、エーピーシー・ジャパンが、電力設備の増強を柔軟に行えるようにするソリューションを紹介する。

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