凸版印刷、金融機関向けにパンフレット/チラシの「クリエイティブ評価サービス」を開始

» 2007年03月23日 19時12分 公開
[ITmedia]

 凸版印刷は3月23日、金融機関向けに、金融商品を紹介しているパンフレットやチラシをはじめとした広告媒体の認知度/理解度を向上させるための「クリエイティブ評価サービス」を2007年4月より開始すると発表した。

 同社はこれまで、書き漏れ/書き間違い頻度の高い、クレジットカードの申込書の改善提案や利用者の印象の良いパンフレットづくりなど「表現」「要素」「読み進める目の動き」によって媒体の有効性/効果を計る調査に取り組みんできたが、今回はそれらをふまえ、金融機関が発行する広告媒体がどの程度、「分かりやすく」「正確に」作成されているかという点を簡単に分析できる「汎用チェックリスト」を作成した。

 同サービスでは、汎用チェックリストでの分析結果を踏まえ、商品ごとにカスタマイズした評価を行い、デザイン面/コピー面の両方から、「分かりやすさ」「読みやすさ」「正確さ」を備え、かつ効果的な広告媒体/ツールを提案していく。

 また、これまでのCS調査によって、女性の方が広告媒体への改善ニーズが高い結果が出ていることを踏まえ、女性の視点からの内容評価も実施していく。

 価格は、「評価リスト」を元にした改善提案で30万円からの予定。目標提供社数は07年度で20社。

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