AIT、金融機関向け内部統制支援ソリューションを発表

SRAと日本IBMの合弁会社であるAITは、JFEシステムズの電子帳票システムに対応するアドオンパッケージ「MachFlow/還元帳票 for FiBridgeII」を発表、電子帳票の機能とワークフロー機能の連携で、企業内部統制を支援する。

» 2007年03月27日 16時27分 公開
[ITmedia]

 SRAと日本IBMの合弁会社であるAITは3月27日、電子帳票市場においてトップシェアを誇る、JFEシステムズの電子帳票システム「FiBridge II」のアドオンパッケージとして、金融機関向け内部統制支援ソリューション「MachFlow/還元帳票 for FiBridgeII」を開発、2007年4月から発売を開始すると発表した。

 同製品は、FiBridgeIIにワークフロー機能を追加することで、当日処理すべき対象帳票一覧表示と「帳票」の起動、帳票へのコメント記入、処理内容の承認処理とその進捗状況の確認および履歴管理などを可能とするもの。帳票の内容確認コメント記入などから、「手渡し」による承認手続きといった一連の業務を電子処理できるため、業務効率の向上だけでなく、紙帳票の取扱いによる帳票紛失、情報漏えいを防止できるため、トレーサビリティ性を備えたガバナンス対応システムの構築が可能となる。

 販売方法については、FiBrigeIIを利用しているユーザーへの直接販売に加え、販売代理店を経由した代理販売を推進していく予定で、同社はこの販売を含めた今年度のソリューションビジネスの売り上げ計画を15億円としている。

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