KONAMI、「e-AMUSEMENTシステム」の一部運用管理で「Oracle On Demand」を採用

» 2007年04月03日 20時23分 公開
[ITmedia]

 日本オラクルは、コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)が提供するアーケード用ネットワークシステム「e-AMUSEMENTシステム」の会員情報用データベースの一部として採用された、「Oracle Database 10g」と「Oracle Real Application Clusters 10g」の運用管理に「Oracle On Demand」が採用されたと発表した。

 「e-AMUSEMENTシステム」は、アミューズメントセンターに設置された業務用ゲーム機をネットワークで結び、プレーヤーはネットワークを通じて遠隔地にいるほかのプレーヤーと対戦できる。また、プレーヤーはe-AMUSEMENT PASS(ICカード)を利用し対戦を重ねて行くことで段位の取得や、全国ランキングへの参加が可能。日本オラクルは、2006年5月にKONAMIの「e-AMUSEMENTシステム」におけるプレーヤーの戦績情報やランキング処理を行うシステムの一部として「Oracle Database 10g」と「Oracle Real Application Clusters 10g」を導入した。

 さらに、日本オラクルは同システムの一部に対して、2006年12月に、専門エンジニアが24時間×365日運用管理を提供するサービス、「Oracle On Demand」を導入、2007年2月15日より稼働開始している。加えて、「Oracle On Demand」を導入することで、データベースのパッチ適用や突発的なトラブル対処などにかかる運用管理コストも削減した。さらに、「Oracle On Demand」では、顧客担当のサービス責任者であるサービス・デリバリ・マネジャーが運用管理に関する詳細な報告をKONAMIに提供するため、KONAMIは不透明化しがちなアウトソーシング部分を可視化して、運用管理のノウハウを蓄積している。

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