コグノス、「Cognos 8 Data Manager」の提供を開始

» 2007年04月04日 16時12分 公開
[ITmedia]

 コグノスは、ハイパフォーマンスのBIに最適化されたディメンショナルデータウェアハウス構築ソリューションとして、「Cognos 8 Data Manager」の提供を開始した。同ソリューションはコンサルティングサービスとともに提供される。

 「Cognos 8 Data Manager」は、データの統合および変換、ディメンションの管理を行い、業務に密着しつつ全社規模で一貫性のある情報活用環境を提供する、BIに最適なデータウェアハウスを実装するためのソフトウェア。「Cognos 8 Business Intelligence」にデータ統合の機能を提供するオプションとして、組み合わせて活用することで、データをユーザーに分かりやすい形に変換し、意思決定や経営判断に必要な情報にアクセスすることが容易になる。

 「Cognos 8 Data Manager」は、北米および欧州を中心に、すでに10年前から「Cognos DecisionStream」として提供してきた実績があり、2000社にもおよぶ導入実績を誇る。国内では、2005年の「Cognos 8 BI」の出荷を受ける形で、BIの価値をさらに高めるためのソフトウェアとしてこのたび「Cognos 8 Data Manager」の提供を開始する運びとなった。

 「Cognos 8 BI」がデータのモデリング手法の1つでありBIのベストプラクティスとして知られている「ディメンショナル・モデル」をビジネスビューのレベルで実装しているのに対し、「Cognos 8 Data Manager」は、これまでプログラミングによって解決されてきた多くの技術的な課題に対し、その対応を自動化し、ディメンショナル・モデルを物理データのレベルで簡単かつ迅速に実装できる。これにより、新たなビジネス要件への対応が短期間でかつ柔軟で行なわれ、運用保守の負荷が軽減される。「Cognos 8 BI」との親和性にすぐれ、膨大なデータから業務リポートや分析にすぐに使える形式の情報に容易に最適化でき、全社規模で一貫性のある情報活用環境の構築を促進する。

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