インフォース、Microsoft Accessからのアップサイジングを図るソリューションを発表

» 2007年04月20日 19時15分 公開
[ITmedia]

 情報システム会社のインフォースは、マイクロソフト製品のAccessから同社製品のSQL Serverに段階的なレベルアップ(アップサイジング)を図るソリューションを開発したことを明らかにした。

 同社はAccessに標準搭載されている「アップサイジングウィザード」機能を利用し、Accessで作成したファイルに存在するデータの移行をSQL Serverに行った後、独自に開発した「自動アップサイジングシステム」を利用することで、比較的安価なクライアント/サーバシステムの構築を可能にした。

 AccessからSQL Serverへのアップサイジングによるメリットは主に4つ

  1. データ数が増えても処理速度がおちない
  2. 同時に複数人数がアクセスしてもエラーがおこらない
  3. 情報漏えいを防ぐことができる
  4. バックアップをスケジュール化し、自動的に取ることができる

 このインフォースの開発手法をいち早く評価したのは、マイクロソフトとデル。すでに3社協業によるアップサイジングの啓もう活動が、全国セミナーやホームページなどにより、AS4というプロジェクト名で行われてきており、今後も積極的な活動が展開される予定。

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