インターコムは、リモートサポートソフトウェアをASP形式で提供するサービス「LAPLINK ASP」を開発した。
インターコムは4月24日、コールセンターやコンタクトセンターの業務を支援するリモートサポートソフトウェアをASP形式で提供する「LAPLINK ASP」を開発したことを発表した。
同社はこれまで、遠隔地にあるPCにインターネットを介して接続し、手元のマウスやキーボードを使ってリモートコントロールするソフトウェア「LAPLINK 12」を提供してきた。高速な操作が可能なこと、プライベートIPアドレス環境も含めさまざまな環境に対応していることなどが特徴だ。
LAPLINK ASPはこの技術をベースにしたASPサービスで、インターコムが用意する専用サーバを用いてリモートサポートを実現する。サポートを受ける側にあらかじめソフトウェアを配布しておく必要はなく、Webサイト上からボタンをクリックするだけでプログラムのダウンロードとインストール、起動までが行われる点がメリットだ。
また、LAPLINK 12同様、企業のファイアウォールやルータの向こう側にあるPCについても簡単に接続できるほか、暗号化やID/パスワードによる認証、操作を禁ずるアプリケーションの指定といったセキュリティ機能を備えている。
LAPLINK ASPの価格は、1ライセンスが21万円。5月30日より販売を開始する。
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