特集
» 2007年04月28日 08時00分 公開

Leverage OSS:ScribeFireでブログの更新頻度を上げる (2/2)

[Joe-'Zonker'-Brockmeier,Open Tech Press]
SourceForge.JP Magazine
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ScribeFireの使い方

 これまでにワープロやテキストエディタを使った経験があるなら、ScribeFireの編集画面はお馴染みのものだろう。ScribeFireには、幾つかの簡単な書式(太字、斜体、下線、取り消し線、ブロッククォート)の設定、テキストの色選択、テキストの整列の機能が用意されている。書式の設定に関する限り、まずまずの内容といえるだろう。

 ScribeFireの編集モードには、「WYSIWYG(編集画面上の表示通りにコンテンツが出力される)」モードとプレーンHTMLモードがあり、どちらかを選択できる。ScribeFireによって生成されるHTMLは非常にきれいなので、わたしはWYSIWYGモードを使うことの方が多いが、より細かく書式を制御したい場合やScribeFireでサポートされていないHTML(tableなど)を挿入したい場合は、HTMLモードで編集すればよい。

 はじめてブログに関するセットアップを行う場合は、ScribeFireがブログからカテゴリを抽出してくれるので「Categories」タブの下にある適切なカテゴリによって自分の投稿のタグ付けを行うことができる。ただ、ScribeFireの開発者は、デフォルトの状態でこれをもう少し分かりやすいものにできたはずだと思う。「Categories」タブが目に入らないために投稿にカテゴリのタグを付けるのを忘れ、自分のサイトで投稿を見てはじめて気づくことが多いのだ。

 WordPressそのものの投稿作成と比較して、わたしがScribeFireのエディタに対して感じる大きな不満点は、投稿に画像を含める際の使いにくさだけである。画像を追加するには、エディタのツールバー内にある画像アイコンをクリックし、画像のURLまたはアップロードするローカルシステムのファイル名を入力する。しかし、WordPressでできるようなサムネイル作成の方法がまったく分からない。WordPressでは、画像のアップロードにより、元の画像にリンク可能なサムネイルが自動的に作成されるのだが。

 ただし、この点はわたしにとって大きな問題ではない。というのも、わたしのブログにはそれほど多くの画像を投稿しないし、わたしが利用する画像のほとんどはFlickrのものなので、サムネイルへのリンク用に何らかの形でコードスニペットが用意されているからだ。ただし、大量の画像を投稿する場合は、ScribeFire が最適な選択肢とはいえないかもしれない。あるいは、ScribeFireを使って投稿を作成した後、ドラフトとしてブログに公開してから画像を追加することになるだろう。

 ScribeFireにより、Firefoxのコンテキストメニューにはエントリーが幾つか追加される。Webページでブログに引用したいカ所を参照している場合は、その部分を選択した状態で右クリックしてコンテキストメニューから「Blog this Page」を選択すると、選択したテキストとそのサイトへのリンクが編集画面に表示された状態でScribeFireのエディタが立ち上がる。

投稿以外の機能

 後で参照するために幾つかの項目をメモとして残しておきたい場合は、ScribeFireを使ってメモを取ったりブログの投稿を作成したりできる。ScribeFireを立ち上げるだけで、普通にブログエントリを作成するときのようにメモを作成できる。この場合、メモを保存するには「Publish to:」ボタンの代わりに「Save as Note」ボタンをクリックする。すると、画面右側の「Notes」タブの下に新たなメモが表示されるのが分かる。メモの処理にはGoogle Notebookの方がずっと優れているとは思うが、後でブログにアイデアを取り込むだけならScribeFireで十分に事足りる。

 ScribeFire画面の左側には、「Editor」、「Page Tools」、「Bookmarks」、「Settings」、「About」という5つのボタンがある。デフォルトの「Editor」については説明済みであり、「About」ボタンに説明はいらないだろう。「Page Tools」はTechnoratiのインタフェースになっており、Firefoxで閲覧中のページに関するTechnoratiの情報が表示される。あるサイトに対するページリンク数や、特定のページに関する人々のコメントを知りたければ、この部分を参照するとよい。

 「Settings」ページでは、ScribeFireの数々のオプション設定が行える。例えば、デフォルトの設定を変更して、画面の下側ではなく上側にScribeFireを表示させることができる。英語とは反対に右から左へと読む言語を使っている場合も、ScribeFireをそのように設定できる。また、ScribeFireをはじめてセットアップした後に投稿群の下に表示される目障りな"Powered by ScribeFire"のリンクを消すことも可能だ。

 「Publishing Options」というボタンの存在にも気がつくだろう。ScribeFireの公開オプションダイアログを使えば、投稿を公開することなくドラフトとしてブログ上に保存できる。そのためには、公開オプション群の下にある「Post as Draft」チェックボックスにチェックを入れるだけでよい。また、Technoratiサイトに表示されるタグの追加、自分のdel.icio.usアカウントのブックマーク用のマーク付与、トラックバックURLの追加もできる。

 さらに、del.icio.usのアカウントを持っていれば、「Bookmarks」ページでdel.icio.usブックマークの管理も可能だ。

 ScribeFireは基本的なツールだが、さまざまなブログ管理プラットフォームに付随するWebベースの編集ツールに煩わされることなく、思い立ったときにたやすくブログ作成モードに移行できる。もっとブログの更新頻度を上げたいと思っているなら、自前ですぐに使い始められる素晴らしいツールだ。

お知らせ:われわれは、毎週さまざまな拡張機能、プラグイン、アドオンを取り上げたいと考えている。使ってみて仕事が楽になったというものがあれば、最大限に活用するためのヒントを交えて1000ワード以下の記事を執筆してほしい。採用された場合には、100ドルをお支払いする (あなたの選んだトピックが掲載済みまたは準備中のものと重複することのないように、まずは問い合わせていただきたい)。


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