企業の経営目標を達成するには、社内のリソースを効率的に活用する必要がある。そのためには上手な組織運営がカギとなるが、それぞれの部門の行動や利害を調整するのは容易とはいえない。検討すべきは、「コンピテンシーセンター」の設立だ。
マーケティングや生産管理をより効率的に行うために、BI(ビジネスインテリジェンス)を取り入れ始めている企業は多い。経営管理の観点からも、BPM(ビジネスパフォーマンスマネジメント)の実施は推奨されている。さらに、BIとBPMを連動させる動きも必要となる
このような連携を成功させるには、各部門を統括する優秀な専門家(経営企画部門の管理者、分析担当者、技術者)を集結し、導入促進のための企業内組織、すなわちコンピテンシーセンターを設立する必要がある。このようなセンターを設立することにより、お互いの専門知識を共有することが容易になり、業務の遂行および意思決定に良い影響を与えることになる。
ここでは、BIやBPMの導入を成功させるための組織であるコンピテンシーセンターの役割、その必要性について、ハイペリオンが解説する。
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