AdobeのFlex 3、公開β版が提供開始

» 2007年06月11日 14時03分 公開
[ITmedia]

 米Adobe Systemsは6月11日、Webアプリケーションを開発するためのオープンソースフレームワーク「Adobe Flex 3」の公開β版をリリースした。

 Flex 3は新しいユーザーインタフェース機能などが加わったほか、コードネームで「Apollo」と呼ばれていた「Adobe Integrated Runtime(AIR)」を使うことで、ブラウザでもデスクトップでも動くWebアプリケーションを開発できる。

 このほかFlex 3にはCreative Suite 3のデザインツールとの統合やリファクタリングのサポートも含まれている。

 Flex Builder 3およびFlex 3 SDKの公開β版はAdobe Labsのサイトから無料でダウンロードできる。WindowsとMac OS向けに英語版が提供されている。正式リリースは2007年後半に予定されており、その際にはオープンソースライセンス「Mozilla Public License」の下でリリースされる。

 同社は、この公開βは4月に発表したFlexオープンソース化計画における初の重要な成果でもあり、ナイトリービルドや公開バグシステム、ロードマップを提供すると述べている。

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