Linux携帯の標準化を目指す団体LiPS Forumが、Linux携帯の仕様および2008年のロードマップを発表した。
Linux携帯の標準化を目指すLinux Phone Standards(LiPS)Forumは6月11日、年内に完成版のリリースが予定されている仕様「LiPS Release 1.0」の一部を発表した。また2008年にかけてのロードマップを明らかにした。
今回発表された仕様は、LiPSリファレンスモデル、アドレスブックとボイスコールイネーブラー、ユーザーインタフェースサービス(ウェジェットセット、キーナビゲーション、GTKをベースとしたテキスト入力メソッドAPI)に関するもの。年内にテレフォニー、メッセージング、カレンダー、IM、プレゼンス、その他のユーザーインタフェースサービスAPI仕様を追加、完成版を発表する計画という。
またLiPS Forumが発表したロードマップによると、2008年中に、アプリケーションフレームワーク、サービスAPI(IMSがベース)、デバイスマネジメントAPI(OMA DMがベース)、イネーブラーAPI(マルチメディア向け)をリリースする予定だ。
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