WWWの生みの親、バーナーズ‐リー氏が勲章受賞

ティモシー・バーナーズ‐リー氏が、Web考案の功績を称えられ、英国王室から有功勲章を授与された。

» 2007年06月16日 08時14分 公開
[ITmedia]

 英国王室は6月13日、「World Wide Web」考案者のティモシー・バーナーズ‐リー氏に、有功勲章(The Order of Merit)を授与したと発表した。

サー・ティモシー・バーナーズ‐リー氏

 バーナーズ‐リー氏(52)はロンドン出身。1989年、グローバルな情報共有手段としてWorld Wide Webを考案。同氏が設計したURI(URLやURN)やHTTP、HTMLなどは、Web技術の普及とともに改良され、今に至っている。同氏は現在、Web標準化団体World Wide Web Consortium(W3C)のディレクターを務めている。

 有功勲章は、芸術や文学、科学などで偉大な実績を残した個人に贈られる勲章。

 バーナーズ‐リー氏は2004年にナイトの爵位を受けており、これに続く栄誉となった。

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