オハイオ州政府職員約6万5000人の個人情報を記録したバックアップ用ストレージが盗難に遭った。
米オハイオ州知事のテッド・ストリックランド氏は6月15日、同州政府の全職員6万4467人の氏名および社会保障番号などが記録されたバックアップ用ストレージが、6月3日盗難に遭ったことを明らかにした。ただしデータにはセキュリティがかかっているため、アクセスは非常に困難だという。
ストレージデバイスを載せていた州職員研修生の車が車上荒らしに遭い、その際デバイスも盗まれたという。同研修生の職場では、バックアップデータの1組をオフサイトで保管する規則になっており、研修生が自宅で保管するよう指示されていた。
知事は同職場におけるオフサイト管理規則の即時中止を命じ、データ窃盗につながった事実調査を指示。また15日、州政府のデータ保護に関する州知事命令を発行した。
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