アプティは、持ち運びに便利な重量や長時間駆動と堅牢性を兼ね備えたモバイルノート型シンクライアントを発売する。
アプティは6月27日、持ち運びのしやすさとセキュリティ対策を実現させたB5サイズのモバイルノート型シンクライアント端末「SecureTerminal Mobile Note T911E/T911EM」を発表した。7月19日から出荷する。
同端末は、エプソンダイレクトのノートPC「Endeavor N102」をベースにした端末。本体は持ち運びに便利な重さ約1.1キログラムを実現しながら、ボディには独自に鋳造のマグネシウム合金を採用しており、耐荷重150kgfの堅牢性を両立させている。HDDレス、ファンレス設計により、最長12.1時間の駆動を実現する。
無線LANモジュールとIBMメインフレーム、iSeries(AS/400)の端末エミュレータ(TN3270E、TN5250E)を標準搭載する。また、Microsoftのターミナルサービス、Citrix SystemsのCitrix Presentation Server、GrafOnのGO-Global、PropalmsのPropalmsの各種SBCサービスに対応する。
端末のIPやMACアドレス、各種設定、リモート操作が行える無償のSNMP管理ツールも提供。HDDレスによるウイルス感染の回避や指紋認証センサーの標準サポート、データ暗号化機能により、高いセキュリティレベルを実現する。
価格はオープンプライスで、導入企業の希望に合わせてデバイスドライバやアプリケーションなどをインストールして出荷する個別カスタマイズも行う。
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