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» 2007年07月06日 11時48分 公開

オルタナブログ通信:サービス連携で得する人、損する人――iPhoneから2ちゃん、社保庁で見えたもの (2/3)

[森川拓男,ITmedia]

 今週は、先週取り上げようかどうか迷い見送っていた6月26日の投稿、「ゼロに斜線をつけますか?」(一般システムエンジニアの刻苦勉励)が1位になっていたのが興味深い。本記事にはコメントもかなり寄せられており、表記一つを見てもさまざまな観点があると感じた。ちなみに筆者はゼロに斜線を付ける派だ。

 また、筆者も先日、「あなたのケータイやブログは大丈夫か――ネット時代の著作権考」としてまとめた、著作権絡みの「日本の著作権制度の融通の利かなさ加減について」(栗原潔のテクノロジー時評Ver2)が2位にランクインしていた。

 「脳内メーカーというもの」(きょこ コーリング)が9位というのも、やはり「脳内メーカー」がはやっているからだろうか。なかなか興味深いものであることは確かだ。

 それでは、今週のオルタナティブ・ブログで発信された話題から、幾つかを見てみよう。

バージョン番号の謎

 オルタナティブ・ブログにしろ、一般のブログにしろ、その本文を読むためには、本文へのリンク(ほとんどの場合はタイトル)をクリックする必要がある。その意味からすれば、多くの人に読んでもらうためにはクリックされるタイトルを考える必要がある。今回のオルタナティブ・ブログで筆者が特に注目したのは、妹尾高史氏「抱き込め!ユーザー、巻き込め!デベロッパー」に投稿された[半分は真面目に]バージョンの番号って誰がどうやってあげるんですか?というエントリーだ。

 このバージョン番号、特に小数点以下については、ふとした時に気になってしまう。今でいえば、妹尾氏が書いたように「ダイ・ハード4.0」の「.0」が気になってしょうがない。

 そう言えば筆者も、かつて自分のWebページで自己紹介作りに凝っていて、微妙に改訂した時は、「ver.1a」「ver.1b」…、という具合にどこか大きな改訂をした時に「ver.2」としていたことを思い出した。

 ここで妹尾氏が触れているのは、いわゆるソフトウェアのバージョンのことだ。これには法則性があるのかどうか、妹尾氏が問いかけたところ、幾つかのコメントが寄せられた。「基本的には作者が思うように付ける」というのが大前提だというが、UNIXを発祥とするソフトウェアの場合、一般的な付与方法があるとか。こういうことは筆者も知らなかったので、とても参考になった。

2ちゃんねる検索と匿名性

 「2ちゃんねる」といえば、匿名性が重要視される場として最たるものだ。それゆえに「新しい何か」がある場として、ファンの心をつかんでいるのだろう。

 その2ちゃんねるのトップページに、検索窓が設置されたことが7月2日に報じられた(関連記事)。これまでβ提供されてきた「2ちゃんねる検索」を正式サービス化したものだ。

 しかし、この検索、スレッドタイトルは誰でも使うことができるが、投稿者と本文の検索をしようと思った場合、「モリタポ」の会員となり、1モリタポ0.1円のポイントが必要となる。つまり、有料サービスである。それ自体はよいが、問題はその先だ。

 折田明子氏「Empowerment blog」に投稿された2ちゃんねる検索で匿名性は?というエントリーで、この点の問題を提起している。

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