KLabら3社、個人情報保護の意識向上を支援するASPサービスを開始

KLabとヒューマンアカデミー、KNSLの3社は、企業の従業員向けに個人情報保護の意識を向上させるサービスを開始する。

» 2007年07月27日 21時20分 公開
[ITmedia]

 KLab、ヒューマンアカデミー、KDDIネットワーク&ソリューションズ(KNSL)の3社は7月27日、企業の従業員向けに個人情報保護の意識を向上させるサービス「個人情報Learning & Search」を開始すると発表した。ASPでの提供となる。

 個人情報保護において従業員の意識向上は、教材を使った学習のみにとどまることが多く、学習の効果が測定できないといった問題が挙がる。

 個人情報Learning & Searchは、個人情報保護の意識向上を支援する。ヒューマンアカデミーのe‐Learning形式のオリジナル学習コンテンツを用いた学習とテストにより、従業員に意識の向上を促す。効果測定には、KLabの個人情報検出ツール「P-Pointer」を使う。過去に起きた情報保護に関する事故事例の映像教材や、受験ごとに出題が変わるテスト型コンテンツ、企業ごとの社内ルールなどを取り入れたコンテンツを提供する。

 監督者側は、部署ごとの履修状況や個人情報関連ファイルの保有状況が確認し、管理リポートを作成できる。長時間使用していないファイルを自動的に表示することで、従業員側は各自のPCから個人情報のファイルを簡単に整理できるようになった。

 システム全体の構築はKNSLのデータセンターおよびインフラを利用する。

 価格は1契約ごとに初期費用として31万5000円がかかるほか、取得ID数に応じて変化する。3000IDだと月額315万円。

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