毎年8月になると「火星接近」のメールが出回るが、これを転送してはいけないとSophosは指摘する。
毎年8月になると出回る「火星接近」のチェーンメールは、転送せずに削除するよう、セキュリティ企業のSophosが呼び掛けている。
Sophosによると、このチェーンメールが初めて浮上したのは、約6万年ぶりに火星が地球に大接近した2003年8月。それ以降、毎年8月になると火星接近のチェーンメールが出回るようになった。
今年も過去数日で増加が報告されているといい、メール本文には火星が8月27日に地球の近くを通過すると記されている。
しかし、こうしたメールを転送すれば、時間と帯域幅を浪費させ、サポート担当者が対応に追われることになりかねないとSophosは指摘。ユーザーはメールで届いた内容を疑ってかかり、書かれていることが事実なのかどうかを自問する必要があるとくぎを刺している。
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