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» 2007年08月13日 07時00分 公開

景気探検:ヤンキース奇跡の大逆転が日本の景気を左右する!? (2/3)

[景気探検家・宅森昭吉,アイティセレクト編集部]

 鉱工業生産指数を製造工業予測指数で7月分(1.8%増)、8月分(4.9%増)、9月分を前月比ゼロで延長した場合の試算では7〜9月期は前期比5.9%と大幅増加になる。7・8・9月の各前月比をゼロとした場合7〜9月期は前期比0.7%、前期比年率3.0%になる。地震の影響など不透明要因はあるものの7〜9月期は前期比増加になる可能性が高い。

 目先の不透明要因はあるが、景気は先行きも拡張局面を維持しよう。景気動向指数・先行DIは1年間にわたって50%を超えることなかったが、8月6日発表の6月分と翌7月分は50%超となった模様だ。

 設備投資も今年度は緩やかな経済成長率に見合った底堅い伸びが見込まれている。

 個人消費は消費者マインドの回復などが注目点だが、景気の予告信号として身近なデータをみると、NHK朝の連続テレビ小説「どんど晴れ」の視聴率が概ね20%超と好調であることなど明るい話題が多い。頑張るヒロインを応援する視聴者が多いことから、ジンクス上先行きの消費者マインド上向きが期待される。視聴率は7月後半に一段と上昇し7月26日の放送で21.2%の高視聴率を記録した。

 輸出絡みだと、米国経済の行方が注目される。サブプライムローン問題への懸念から一部には米国経済の先行きを心配する向きもあるが、不良債権がもたらす影響は、米国経済全体でみると景気を腰折れさせる可能性は低いだろう。住宅部門の悪化が個人消費を失速させる可能性は小さいと考えられる。

 製造業の在庫調整がほぼ終了し、生産が持ち直し局面に入るとみられる。このことは米国景気が年後半に持ち直す可能性の高まりを裏付ける材料だろう。

 人気球団のヤンキースが大リーグ・ワールドシリーズを制覇した年は景気が良いことが多い、というジンクスがある。今年はア・リーグ東地区の人気球団ヤンキースがシーズン当初は大不振だった。

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