特集
» 2007年08月14日 09時10分 公開

「シャドーワーク」の役割:プロジェクトの推進エンジン――影の仕事を活用する (1/2)

シャドーワークはプロジェクトのスピード上げる「ブースター」の役割を担う。二次的なものとしてとらえるのではなく、積極的にマネジメントに取り入れるべきだ。

[大西高弘,アイティセレクト編集部]

本記事の関連コンテンツは、オンライン・ムックシャドーワークを使いこなすプロデューサー型社員を目指せでご覧になれます


 企業内のフォーマルな組織やプロジェクトではなく、それらに縛られないインフォーマルな集団の独自活動をシャドーワークと呼ぶ。シャドーワークを推進するタイプの社員は社内外ともにバランスの取れた連携ができるプロデューサー型のワークスタイルを身に付けている人。もちろん見よう見まねで、こうしたワークスタイルを実践してみるのも大切だが、本当の意味でワークスタイルを変革するには、自分の仕事に対する「想い」を深く考えることが大切だ。ただし、沈思黙考するだけでよいというのではない。考えながら、その想いをシャドーワークの協力者に伝え、自ら行動、実践することが大切だ。シャドーワークの協力者に対して仕事をしやすい環境をつくることはもちろんだが、共感、共鳴のないチームにシャドーワークの継続は不可能だといっていい。では、プロデューサー的な役割の本質とは何なのか。共感を呼ぶメッセージを生み出すワークスタイルについて考えてみる。参照記事

オンとオフの境界はなくなっている

 シャドーワークは現実にはいかにも影の仕事という形ではなく、オンとオフの境界が成立しないところで、進行していくもののように思える。

 シャドーワークの実践者として今回紹介するのは、ウェブや携帯電話にエンターテインメントコンテンツを配信する企業であるドーガ堂のコンテンツ部General Manager、浅見敬氏だ。

ドーガ堂 コンテンツ部 General Manager 浅見敬氏

 浅見氏は映画のプロモーション会社勤務を皮切りに、IT系企業を経て、松竹に入社。映画のプロデューサーとして活躍後、ドーガ堂に入社した。ドーガ堂は松竹グループと三井物産が出資している会社で、浅見氏は会社立ち上げ前から関わってきた。

 プロデューサーという職種を経験している浅見氏にとってシャドーワークをどう捉えているのか聞いてみた。

ドーガ堂のサイト画面
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