JFEシステムズは、マイクロソフトとの協業により、Dynamics CRMを活用したコンタクトセンターソリューションを提供する。
JFEシステムズとマイクロソフトは8月20日、CRM(顧客情報管理)アプリケーション「Microsoft Dynamics CRM 3.0(以下Dynamics CRM)」を活用したコンタクトセンターソリューション分野で協業していくことを発表し、製品の提供を開始した。
JFEシステムズは、同社の新しいCRMソリューションである「CIRCULATE CRM」のベースプラットフォームに、Dynamics CRMを採用する。そして、コンタクトセンターに必要なACD(Automatic Call Distributor:着信呼自動分配)/自動音声応答/録音/呼統計などのCTI(Computer Telephony Integration)機能をオールインワンで提供する「xContactII」との連携モジュール、「CIRCULATE CRM CTI Link for xContactIIを8月20日にリリースした。
マイクロソフトは、こうしたソリューションの開発や拡張において、Dynamics CRMおよび連携する各種サーバ製品(SQL Server、BizTalk Server、Exchange Server)を含めた包括的な技術支援を行う。また各種イベントやセミナーを通じて、主にコンタクトセンターを中心としたCRMシステムの導入促進、定着化を支援していく。
CIRCULATE CRMの価格は、サーバライセンスが30万円、クライアントライセンスが18万円となっている。
JFEシステムズは今後、販売促進や調査業務などのテレマーケティング業務を最適化する「SoftDialerシリーズ」とDynamics CRMの連携ソリューションをリリースする予定という。
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