シアンス・アール、ハイブリッド型RDBMS「Altibase」を出荷へ

シアンス・アールは、韓国Altibase社のハイブリッド・データベース「Altibase」の出荷を9月3日から開始すると発表した。

» 2007年08月23日 16時16分 公開
[ITmedia]

 シアンス・アールは8月23日、韓国Altibaseのハイブリッド・データベース「Altibase」の出荷を9月3日から開始すると発表した。同製品は国内外のミッションクリティカルな金融・通信・製造・サービス分野の50以上のサイトで150システム、5000を超えるライセンスが稼働している。

 Altibaseは、メモリデータベースエンジンとディスクデータベースエンジンを併せ持つハイブリッド型のRDBMS。テーブルスペースという概念により、メモリデータベースとディスクデータベースをアプリケーションから意識することなく利用できる。

 SQL92に準拠し、ビュー、トリガ、ストアドプロシージャ、シノニム、メッセージキュー、ODBC/JDBC、C/C ++プリコンパイラ(組込SQL)、CLI、LDAP、XAなどのインタフェースをサポートする。また、OracleのProCと同等の仕様をサポートするSESプリコンパイラを提供しており、C言語で埋め込みSQLを使用したプログラムにも対応可能。

 万が一システムがダウンした場合でも、チェックポイント&ログファイルによりメモリデータもディスクデータも障害が発生した直前の状態に復旧可能。さらに、データベースの可用性と負荷分散を実現する機能として、最大で32台までの冗長構成を取ることができる。

 価格はデータストアサイズ2Gバイト以下の場合で180万円から。

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