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» 2007年09月10日 06時00分 公開

ITエンジニアの“寄せ餌”はブログだ有能社員をとらえよ、手放すな! デキる逸材の「獲得術」(1/2 ページ)

求人率が高いというITエンジニア。企業間で彼らの奪い合いも起こっているとか。そんな彼らを引きつけるのに、なんとブログが一役買っている――。

[アイティセレクト編集部]

 今、IT企業以外でも、ITエンジニアに対する需要は非常に高い。優秀な人材であれば引く手あまたの状態だ。

 そんなITエンジニアへの情報発信には、彼らとの親和性が高いといわれるブログを使うのが非常に有効だという。そのため、一部のIT技術系ベンチャーなどはITエンジニア向けブログを開設している。個人的にブログを開いているITエンジニアも数多く存在する。

最先端を走るIT企業でももちろん

 SNS国内最大手のミクシィも6月、開発スタッフによるブログ「mixi Engineers' Blog」を始めた。発案者である開発部研究開発グループの平林幹雄氏によると、ブックマーク数が抜きん出て多く、すでに大きな反響を呼んでいる。

開設して間もないが反響の大きい「mixi Enginner's Blog」

 「mixi Engineers' Blog」を開設した理由は三つあると、平林氏は話す。ミクシィという会社を─―とりわけ卓越した技術面で─―知ってもらうこと。それにより、優秀なITエンジニアに共感してもらい、仲間となって働いてもらうこと。一方、社内の開発スタッフらの「欲求」を満たすこと─―だ。

 「SNSの『mixi』は広く利用されているサービス。だが、そこで実際にどういう技術が使われているかは全然知られていない。どんな人がつくっているのかなど、よく聞かれる。『mixi』の中で使われている、優れた技術を外部にアピールできていないことや、ITエンジニアが常に抱いている、自身が研究した技術を公表したいという欲求を公の場に出す機会がないことは、非常にもったいない」(平林氏)

 最先端を走っていることを自負しているミクシィにとって、自らのテクニックを披露することは企業の技術力を誇示することになる。それは、その技術力を支えるスタッフを奨励するとともに、外部の優秀な人材を引きつけることにもつながる。

 「ほかのエンジニアブログなどで世の中に出ているテクニックより、もっとすごいこと知っているぞという感覚があった」と、平林氏は加える。

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