日本HPとソフトバンクBBは、携帯電話によるWeb認証プラットフォームの分野において、年内に協業すると発表した。
日本ヒューレット・パッカード(日本HP)とソフトバンクBBは9月25日、携帯電話によるWeb認証プラットフォームの分野において、年内に協業すると発表した。
両社は、ソフトバンクBBの携帯電話を使用した認証サービス「SyncLock」と日本HPのWebシングルサインオン(SSO)・ソリューション「HP IceWall SSO」を連携し、Web認証システムとシングルサインオンの利点を生かした携帯電話の認証プラットフォームを提供するソリューションを開発、検証した。
SyncLockは、携帯電話から本人認証を行う。ユーザーは、PC画面にランダムに表示される4桁の番号を携帯電話から入力し、シンクロサーバに送信する。シンクロサーバ上でPCと携帯電話による複合認証を行い、重要情報を露出せずに安全な本人認証ができる。複数のサービスでSyncLockで認証を行う場合に必要だったサービスごとの認証作業が解消される。
同ソリューションは、日本HPとソフトバンクBBが共同で販売するが、今後は日本HPがSyncLockの代理店として、金融業、流通業、小売業などに販売を行うという。
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