MS、XSSの脆弱性検出ツールを無償公開

「XSSDetect」はWebアプリケーションのクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性を検出できる。

» 2007年10月25日 08時26分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは、Webアプリケーションのクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性を検出できる新ツール「XSSDetect」β版の無償提供を開始した。

 Microsoftによると、XSSDetectはエンタープライズ向けの「Code Analysis Tool for .NET」(CAT.NET)コードベースの簡易版で、Visual Studioのプラグインとして実行される。

 コンパイルされたマネージドアセンブリ(C#、Visual Basic .NET、J#)をスキャンして、データフローパスを分析できるほか、データに適切なエンコーディングやフィルタリングが施されているかどうかも判別できる。

 Visual Studio 2005と.NET Framework 2.0に対応し、OSはWindows VistaとWindows XPをサポートしている。言語は英語版のみ。

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