組み込みRDBMS「Linter」がKDDIのKCP+に採用

KDDIが冬商戦向けのau携帯電話で導入するソフトウェアプラットフォーム「KCP+」に、組み込みRDBMSの「Linter」が採用された。

» 2007年11月13日 12時35分 公開
[ITmedia]

 ブライセンは11月13日、同社が開発・販売する組み込み向けRDBMS「Linter Embedded」が、KDDIの携帯電話プラットフォーム「KCP+」に採用されたと発表した。

 Linterは、メモリのフットプリントサイズが最小800Kバイトと軽量で、医療機器や家電、モバイル端末で採用されている。オープン系システム向けのRDBMSと同等の機能やパフォーマンスを持つという。

 KCP+は、クアルコムのMSM(Mobile Station Modem)チップセットと携帯電話向けのソフトウェア実行環境をベースにしたKDDIのプラットフォーム「KDDI CommonPlatform」の対象範囲を、OSやミドルウェアを含めたソフトウェア全域に広げたもの。ブライセンでは、Linterの管理機能やモバイル機器向けに最適化された性能が評価されたとしている。

 KCP+を採用したau携帯電話は、秋冬商戦用の新モデルから出荷が始まっている。

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