組み込み向けRDBMSのLinterがソニエリケータイに採用

組み込み向けRDBMSの草分けとなるLinterがソニー・エリクソンの携帯電話に採用された。

[ITmedia]

　ブライセンは5月21日、同社が国内向けに開発・販売する組み込みシステムRDBMS「Linter」が、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の携帯電話端末に採用されたと発表した。

　Linterは、稼働時のメモリ使用量が最小800KB程度と軽量で、医療機器や家電、モバイル端末向けに提供されている。旧ソ連時代に開発され、20年以上の歴史を持つ。

　Linterが搭載されたのは、NTTドコモ向けの「SO903i」および「SO703i」の2機種。Linterは、3000曲以上の楽曲の検索とリッピングを高速に処理できるため、2機種では再生される楽曲データをハンドリングする機能として採用された。

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