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» 2007年12月11日 17時06分 公開

SAPジャパン、2年ぶりにCRMの新版

SAPジャパンは顧客管理アプリケーションを2年ぶりに刷新し、12月14日から提供すると発表した。企業が独自に開発して利用しているCRMシステムの市場を開拓する。

[怒賀新也,ITmedia]

 SAPジャパンは12月11日、顧客管理アプリケーションを2年ぶりに刷新し、12月14日から提供すると発表した。画面の操作性向上のほか、コールセンターでの顧客対応機能など業種別の新機能の追加を図った。SOA(サービス指向アーキテクチャ)に対応し、ソフトウェアの部品であるサービスとしても利用できる。SAPは同製品により、企業が独自に開発して利用しているCRMシステムの市場を開拓する。

CRM事業開発担当の岡村崇バイスプレジデントは「手作りCRM市場に食い込む」と話す

 発売するのは「SAP Customer Relationship Management 2007」。操作性を高めるため全画面を新たに設計した。ユーザー自身が使いやすい操作画面を作り込んだり、複数の情報を組み合わせて複合的に検索できる機能を加えたりした。

 SAPのアプリケーションをマイクロソフトのOffice上で操作できる「Duet for Microsoft」や、PDFの作業報告書などを直接入力画面として利用できる「SAP Interactive Forms by Adobe」など、現版のCRM 2005の発売以降に追加した機能も使えるようにした。

 業種別の機能も加えた。コールセンター向けの顧客対応機能では、顧客が離反しそうな兆候など重要な情報をエージェントのPC画面へ動的に表示できるようになった。エージェントは不満の原因を聞き出すなどの対応を取れる。消費財を扱う企業向けには販売促進費管理機能なども提供する。

 新製品は同社が展開するSOA「エンタープライズSOA」にも対応する。SAPが提供するシステム基盤であるNetWeaver上にシステムを構築する際に、CRMアプリケーションとして機能するサービスとして組み込むことができる。

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