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» 2007年12月25日 09時45分 公開

宣伝もビジュアル化 価格操作スパムが動画を採用

高画質のビデオを使って安値株を宣伝し、購入をそそのかそうとする手口が使われ始めた。

[ITmedia]

 安値株の価格をつり上げて売り抜けることを狙った株価操作スパムが、高画質のビデオファイルを宣伝に使い始めたと、セキュリティ企業のSymantecが12月24日のブログで伝えた。

 株価操作スパムにはこれまでJPEG画像やPDFMP3などのファイルが使われてきたが、今回の手口では、テレビやネットで流れている正規CMの動画や、経済ニュースなどの番組を利用。「プロの金融アナリスト」をゲストに迎え、その会社の戦略や財務展望などについて解説する形で番組が進行するものもあるという。

 Symantecが一例として挙げている手口では、スパムメールのリンクをユーザーがクリックすると動画ファイルが開き、地球温暖化とエネルギー問題をテーマとした30秒のストリーミング放送が流れる。

画像 株価操作スパムのリンクを開くと高品質のストリーミング映像が流れる(Symantecより)

 動画の品質は極めて高く、サウンドと画像も非常に明瞭で、その会社が実際に宣伝のために使っているテレビやネットCMのように見えるという。

 ビデオが終わるとすぐに、正規のニュースレターに見せかけ、その会社の株式について詳しく説明したページにリダイレクトされる。ここでもプロの金融アナリストの名をかたってもっともらしく見せかけ、「2000ドルの投資が短期間で1万9291ドルになる」との文言で購入をそそのかしている。

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