鈴与、富士通のCO2算定システムを導入

鈴与は、全国の倉庫拠点で稼働する「鈴与在庫管理システム」に、二酸化炭素排出量を算定する富士通のシステムを導入した。

» 2008年01月07日 15時30分 公開
[ITmedia]

 港湾物流大手の鈴与は1月7日、全国の倉庫拠点で稼働する「鈴与在庫管理システム」に、二酸化炭素排出量を算定する富士通の「CO2排出量算定シミュレーションシステム」を導入したと発表した。

 鈴与在庫管理システムが保有する出荷日や納品先、製品の重量といったデータから二酸化炭素の排出量を算定できるのが特徴。船舶や鉄道、航空機を利用した物流で排出する二酸化炭素の量を予測する分析オプション機能も備える。

 同システムは、配送計画や運行実績などから輸送で排出する二酸化炭素の量を算出し、経済産業省や国土交通省向けに定期リポートを自動で作成する富士通の物流ソフトウェア「LOMOS/EC」を活用している。

image 鈴与在庫管理システムとCO2排出量算定シミュレーションシステムの連携図(富士通Webページより)

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