――直接コミュニケーションをとる機会は多いのですか?
朝見 社内のシステムとしてビデオ会議をほぼ完備していますが、面と面を合わせて話すということが重要視されています。
石井 会社に入って最初に言われたのが「とにかく人に会いに行け」。「Office Communicator」のインスタントメッセージ(IM)を使って、席のすぐ後ろの人とも画面に向かって話し掛けてしまいがちなのですが、それはやめよう、直接会って聞こうという感じになっています。
――そうなんですね。イメージではみんなIMを使って会話をしていると思っていたのですが。
石井 意外とそういう形になっています。
牧田 よく言われますね。隣の人としゃべらないでメールのやりとりだけすると。全然そんなことないです。
朝見 最初は僕と積田の関係がそうだったんです。壁を隔てて反対側にいるのに。お互い技術系出身で、学生時代の研究室などでそういうコミュニケーションに慣れていたので、目の前にいるのに全部メールでやりとりしていました。
積田 今は歩いて「ねえねえ、朝見くん」と会いに行くよね。
朝見 最近すぐ来るよな。
――MSに入って変わったと?
石井 はい、入社してからメッセンジャーだけに頼らなくなりました(笑)。
佐生 ログを取るためには使いますね。直接話をするだけではなく、メールをしてから話に行くとか。IMだけに頼って会話がおろそかになるというのではなく、うまくコミュニケーションツールを使い分けるというのが重要だと思います。僕の上司はアメリカ人なので、すべて英語でやりとりしなくてはいけません。込み入った技術的な話はあらかじめメールで投げておいて、直接会話をする時はそのメールを元にしてコミュニケーションをとります。また、これは会話でやっても追いつかなそうだなと思えばIMを使う。だからCommunicatorはプラスαで使っていますね。
――MSで働くためにはメール、IM、会話をうまく使いこなすことが重要だと?
朝見 何だかんだいって、皆うまく使いこなしてるよね。
一同 うん。
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