最新版ではバイトキャッシング技術と自動ロケーション認識機能を追加し、リモートアクセス環境でのパフォーマンスが向上する。
ブルーコートシステムズは1月17日、社外からの社内サーバへのアクセスを高速化するPC向けソフトウェアの最新版「Blue Coat ProxyClient」を発表した。
同製品は、2007年4月にリリースした「Blue Coat SGクライアント」の後継製品。企業ゲートウェイ向けアプライアンス「Proxy SGシリーズ」と連携し、セキュリティ管理機能やWAN/アプリケーション配信の高速化機能などを利用できる。
新機能として、変更されたデータの差分のみを更新してアプリケーションのパフォーマンスを向上させるバイトキャッシング技術と、ユーザーの利用環境に合わせて最適なWAN設定を行う自動ロケーション認識機能が追加された。バイトキャッシング技術を利用すると、従来製品に比べてパフォーマンスが最大5倍向上するという。
Proxy SGシリーズのユーザーは、ProxyClientを無料で利用できる。日本市場向けには3月から提供を始める予定。
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