Novell、黒字転換

Novellの11〜1月期決算は、売上高は前年同期比6%増、最終損益は黒字計上と好調。買収の影響などを反映し、通年の売上高見通しを上方修正している。

» 2008年03月01日 08時14分 公開
[ITmedia]

 米Novellが2月28日発表した同社第1四半期(11〜1月期)決算は、売上高は前年同期比6%増の2億3100万ドル、純利益は1680万ドル(1株当たり5セント)だった。前年同期は2000万ドルの赤字を計上していた。

 分野別では、オープンプラットフォームソリューション部門の売り上げが3000万ドル。うち2800万ドルはLinux製品で、前年同期の売り上げを65%上回った。アイデンティティ&セキュリティ管理製品部門は3200万ドル、システム&リソース管理製品部門は3700万ドル、ワークグループ製品部門は9000万ドルを売り上げている。

 ロン・ホブセピアン社長兼CEOは「今四半期の業績に大変喜んでいる。全部門で製品売り上げが増え、引き続き費用もコントロールできた」とコメントしている。

 今後の見通しについては、25日に発表したカナダのPlateSpinの買収と第1四半期の業績を反映し、同社2008年度(2007年11月〜2008年10月)の売上高を9億4000万〜9億7000万ドルとみている。従来予想では、同年度の売上高を9億2000万〜9億4500万ドルとみていた。

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