米Novellは12月13日、第4四半期(8〜10月期)の決算発表を行った。売上高は2億4500万ドルで前年同期比5%増だったが、リストラ経費の増加や同四半期中に売却を決めた事業コンサルティング部門からの損失などが響き、最終損益は1790万ドル(1株当たり5セント)の赤字となった。前年同期は、1990万ドルの純利益を計上していた。
分野別では、オープンプラットフォームソリューション部門の売り上げが2300万ドル。うち2200万ドルはLinux製品で、前年同期の売り上げを69%上回った。その他の部門の売り上げは、アイデンティティ&セキュリティ管理製品部門が3300万ドル、システム&リソース管理製品部門が3600万ドル、ワークグループ製品部門が8800万ドルだった。
通年では、売上高は前年比1%増の9億3200万ドル、最終損益は4450万ドル(1株当たり13セント)の赤字だった。
同社2008年度(2007年11月〜2008年10月)の見通しについては、売上高を9億2000万〜9億4500万ドルとみている。
Novellは第4四半期の決算発表を12月5日に予定していたが,過去の財務報告書について、米証券取引委員会による調査が進められていたため延期していた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR