CiscoWorks IPMに脆弱性、修正パッチを公開

Ciscoのネットワークトラブルシューティングアプリケーションに深刻な脆弱性が見つかった。

» 2008年03月17日 06時15分 公開
[ITmedia]

 米Cisco Systemsのネットワークトラブルシューティングアプリケーション「CiscoWorks Internetwork Performance Monitor」(IPM)に脆弱性が見つかり、修正パッチが公開された。

 Ciscoが3月13日に公開したアドバイザリーによると、脆弱性が存在するのはSolaris版とWindows版のCiscoWorks IPMバージョン2.6。それ以外のバージョンは影響を受けない。このアプリケーションは、CiscoWorks LAN Management Solution (LMS)のコンポーネントとして提供されている。

 脆弱性を悪用されると、認証を受けないユーザーが任意のコードを実行できるようになる。深刻度は最も高いもので、共通指標CVSSのベーススコアで最高値の10となっている。

 Ciscoはこの問題に対処したIPM 2.6 CSCsj06260のパッチをサイトで提供している。

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