最新版のPHP 5.2.6は安定性を強化し、120件あまりのバグの修正が盛り込まれている。
PHPの開発チームは5月6日、複数の脆弱性に対処した最新バージョン「PHP 5.2.6」の提供を始めた。
PHP 5.2.6は安定性を強化し、120件あまりのバグの修正を盛り込んでいる。セキュリティ関連では、FastCGI SAPIのスタックバッファオーバーフロー問題など5件の脆弱性に対処した。
セキュリティ企業Secuniaによる危険度評価は5段階で中程度の「Moderately critical」となる。脆弱性を悪用されるとセキュリティ制限をかわされたり、サービス妨害(DoS)状態を誘発してシステムを制御される恐れもある。
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