PHP向けNetBeans IDE Early Accessのリリースで、PHPを使うWeb2.0アプリケーション開発者がNetBeansを活用できるようになる。
米Sun Microsystemsは5月5日、オープンソースの統合開発環境(IDE)「NetBeans」のバージョン6.1と、PHP言語向けのNetBeans IDE Early Accessをリリースした。
バージョン6.1では、JavaScriptを使ってAjax Webアプリケーションを開発するための新機能が盛り込まれ、MySQLデータベースとの統合が強化されている。起動の高速化、RubyおよびJRubyのサポート強化なども含まれる。NetBeans 6.1 IDEはNetBeansのサイトからダウンロードできる。
PHP向けNetBeans IDE Early Accessは、PHPを使うWeb2.0アプリケーション開発者がNetBeansを活用できるようにする。優先コードコンプリート、インスタントリネーム、Mark Occurrences(ハイライト表示)、動的なコードのテンプレートなどの編集機能や、デバッグサポート、ローカルサーバへの配備、動的ヘルプやサンプルプロジェクトなどPHPでの開発を簡単に始められるようにする機能を搭載する。埋め込み型CSS、HTML、JavaScriptもサポートする。
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