OKIは、自社でも活用してきた企業内SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のノウハウをサービス化する。
OKIは、5月8日から「企業内SNS導入支援サービス」を始めた。同サービスには、手嶋屋が提供するオープンソースのSNSソフトウェア「OpenPNE」を採用。社員の帰属意識低下や組織の細分化に伴って希薄になった社内のコミュニケーション環境をSNSで改善し、さらに活性化させていくためのコンサルティングも実施する。
OKIグループでは2007年4月から自社導入した。今回は自社での運営ノウハウを生かし、動作検証済みのSNS環境とOpenPNE、動作に必要なOS、ミドルウェアを一括して提供する。このため、導入企業は安全かつ速やかに企業内SNSを構築できるという。ノウハウを生かしたコンサルティングも実施し、社員が自主的に参加するコミュニティーの活性化をサポートする。
価格は、OpenPNE構築サービスが1サーバ当たり38万円、年間保守サービスが同60万円。プラットフォームには、Red Hat Enterprise Linux 5を使用する。同社は2年間で100社への販売を目標にしている。
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