NECが高スペックで導入が容易な企業向けNASを発売。新たなRAIDコントローラを採用した。
NECは、LANへの導入が容易なNAS(Network Attached Storage)製品「iStorage NSシリーズ」に新たなモデルを加えた。ミッドレンジモデルとなる「NS470」は、クアッドコアXeonプロセッサ E5420を採用しており、従来モデルに比べて約25%の処理性能向上を実現した。
「NS470」には新たなRAIDコントローラーを搭載しており、2台までのHDD故障に対しRAID6へと迅速に移行できる。ディスクは3.5インチのSAS HDDを採用、比較的安価HDDを6台搭載することができる。さらに、テープ装置を同時に内蔵可能な構造となっており、2U筐体の形態を採用している。
価格は、「iStorage NS470」が72万円、5月26日からの出荷。主な仕様は、Xeonプロセッサ E5420×1(最大で2CPU)、メモリ2GB(最大で4GB)、HDD73GB×2(RAID1)、Windows Storage Server 2003 R2 SP2プリインストール。
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