早稲田大学は、Second Life内に大学公式の仮想キャンパス「Waseda University」を開設した。学内外の研究者に研究の場を提供する。
早稲田大学は7月1日、米Linden Labが運営する3D仮想空間「Second Life」内に、大学公式の仮想キャンパス「Waseda University」を開設したと発表した。仮想空間における研究の場として、学内外の研究者に活用してもらう。
Waseda Universityは、大隈講堂や大隈銅像などの一部を再現した仮想キャンパス。仮想世界における共同研究の公募をしたり、Second Life内でのものづくりができる場を設置したりしている。Waseda Universityから、同大学のデジタルアーカイブにアクセスすることも可能。
この取り組みは、早稲田大学と米プリンストン大学が共同で実施する「3D仮想世界を利用した異文化交流を行う研究プロジェクト」の一環。同プロジェクトは、仮想空間での遠隔教育の効果などを研究する。
仮想キャンパスの制作はモバイルファクトリーが担当した。
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