7月のMS月例パッチは4件、いずれも「重要」レベル更新管理インフラもアップデート

Microsoftのセキュリティ更新プログラムは日本時間で9日に配布する予定。

» 2008年07月04日 07時51分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは7月8日(日本時間9日)、月例セキュリティ更新プログラム4件を公開する。3日付の事前通知によると、最大深刻度は4件とも「重要」レベルとなり、緊急パッチの公開はない。

 更新プログラム4件はWindows、SQL Server、Exchange Serverが対象となる。脆弱性を突かれると権限昇格やリモートでのコード実行、スプーフィングに利用される可能性がある。

 なお、6月にはInternet Explorer(IE)6と7に影響する脆弱性が報告されているが、7月の月例更新プログラムにはこの問題の修正パッチは含まれない見込み。

 今月は併せて、更新管理ツールWindows Updateのインフラアップデートも配布する。Updateプロダクトチームのブログによると、今回のアップデートでは新しい更新プログラムの検出にかかる時間の短縮を図ったという。

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