Appleからの電子メールを装い、ユーザー情報をだまし取ろうとする手口が見つかった。
3G版iPhoneの発売を前に、Appleストアからの通知を装った詐欺メールが出回っているという。セキュリティ企業のTrend Microがブログで伝えた。
詐欺メールはAppleが6月に3G版のiPhoneを発表した後、実際に発売される直前のタイミングを突いたものとみられる。送信者名でAppleの名をかたり、件名は「Billing Problem」(決済問題)。本文では「あなたの決済を処理できませんでした。今すぐ決済情報を更新してください」などの文面で、リンクのクリックを促す。
リンク先はAppleストアのデザインを真似たフィッシング詐欺サイトになっており、ユーザーのクレジットカード番号、住所、社会保障番号などを入力する欄がある。ここでだまされて入力すると、その情報を使ってAppleストア、iTunesストア、iPhoneなどを不正利用されたり、クレジットカード情報を盗まれる恐れがある。
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