Sun、新製品投入でオープンストレージ戦略を強化

Sun Microsystemsが、新ストレージアレイ製品3種、ストレージサーバ製品1種を発表。オープンストレージ戦略を強化する。

» 2008年07月11日 07時32分 公開
[ITmedia]

 米Sun Microsystemsは7月9日、同社のオープンストレージ戦略を強化する新ストレージアレイ製品「Sun Storage J4000」シリーズ3機種とストレージサーバ「Sun Fire X4540」を発表した。Sun Storage J4000シリーズの価格は3000ドルからで、即日提供を開始する。Sun Fire X4540は2万2000ドルからで、7月中に発売予定。

 Sun Storage J4000シリーズは、1Gバイト当たりの価格が1ドルを下回る価格設定。またOpenSolarisとSunのサーバを組み合わせて使用した場合、ストレージコストを最大90%削減できるという。

 「Sun Storage J4200」は、1トレイ当たり最大12台、合計48台のSAS/SATAドライブを、「同J4400」は1トレイ当たり最大24台、合計192台のSAS/SATAドライブを、「同J4500」は1トレイ当たり最大48台、合計480台のSATAドライブをそれぞれ搭載可能。またJ4000シリーズとサーバを高速接続するためのホストバスアダプタ「Sun StorageTek SAS RAID HBA」も発表された。

 Sun Fire X4540は「Sun Fire X4500」の後継製品であり、X4500と同程度の価格、消費電力を維持しつつ、性能は2倍に向上したという。

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