エンタープライズ機能が充実した「iPhone 2.0」ソフトウェアに注目(4/4 ページ)

» 2008年07月16日 08時00分 公開
[Andrew Garcia,eWEEK]
eWEEK
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ドキュメントサポートの強化

 iPhone 2.0ソフトウェアでは、ドキュメントのサポートも改善されている。従来のiPhoneソフトウェアでは旧バージョンのWordとExcelファイルのほか、PDFおよびJPGドキュメントを開くことができたが、今回のアップグレードでは、これらに加えてPowerPointプレゼンテーションおよびMicrosoft Wordドキュメント(DOCXフォーマット)も開けるようになった。

 ドキュメントは縦、横どちらのモードでも表示可能だが、ユーザーができるのはドキュメントを表示することだけである。iPhoneは依然として、ファイルをダウンロードしてローカルに保存したり、それらを編集したりする機能を備えていない。

 またAppleは、業務用のiPhoneを個人的に使用するのを管理者が制限するための機能も導入した。新しい「Restrictions」機能では、管理者がSafari WebブラウザとYouTubeの利用を禁止したり、App StoreやiTunesストアへのアクセスを禁止したりすることができる。これらの制限を有効にすれば、ユーザーの画面からアプリケーションが完全に消去される。この制限機能は4けたの暗証コードで保護されている。

 管理者は同様に、「Explicit」(露骨な表現)というタグが付いたメディアコンテンツをユーザーが再生するのを禁止することもできる。

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