セキュリティソフトのAVGがアップデートを公開脆弱性を修正

脆弱性を悪用されると攻撃者がシステムをクラッシュさせることが可能になる。

» 2008年08月01日 08時22分 公開
[ITmedia]

 セキュリティソフトAVGのバグや脆弱性を修正したアップデート版「AVG 8.0.156」がAVG Technologiesからリリースされた。

 AVG 8.0.156では、特定のサンプルでスキャンエンジンがクラッシュする脆弱性が修正されたほか、ウイルス対策機能やファイアウォール機能のバグ修正、OperaやFirefox、MSNなどとの相互運用性強化が図られている。

 US-CERTによれば、これら問題を悪用された場合、攻撃者がシステムをクラッシュさせたり、サービス妨害(DoS)状態を誘発させたりすることが可能になる。また、特定のWebサイトを検索している際に付随的に発生するトラフィックの量も、今回のバージョンで削減された。

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