ジャルパックの旅行日程確認サービスのシステムに不具合が発生した。顧客の氏名や旅行の出発日などを、第三者が閲覧できる状態になっていた。
日本航空グループの旅行会社ジャルパックは8月21日、インターネットから旅行の最終日程表を確認できるサービスにおいて、第三者が顧客情報を閲覧できる状態だったとして、8月19日にサービスを一時休止したと発表した。
サービスの休止は、予約番号と出発日を入力すると旅行の最終日程表を確認できるサービス「旅行日程表WEB閲覧サービス」で発生したシステムの不具合によるもの。同社によると、システムに接続して特定の操作をすると、ほかの顧客のローマ字氏名、予約番号、出発日、日程表を第三者が見られるようになっていた。
対象となったのは、3月17日〜9月14日に旅行の出発を予約していた約18万人の個人情報。住所や電話番号、クレジットカード番号などの情報は含まれていなかった。ジャルパックは現在、システムの改修を実施しており、今後はシステムの保守管理を徹底して再発防止に努めるとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.