日本ビジネスオブジェクツ、中堅企業向け新製品を発表同じ技術基盤上に

SAP傘下で、ビジネスインテリジェンス(BI)ソフトウェア大手の日本ビジネスオブジェクツは、中堅企業向けに2つの意思決定支援ツールを提供すると発表した。

» 2008年08月29日 19時00分 公開
[ITmedia]

 SAP傘下で、ビジネスインテリジェンス(BI)ソフトウェア大手の日本ビジネスオブジェクツは8月28日、中堅企業向けに2つの意思決定支援ツールを提供すると発表した。

 新製品は、BIスイートの最新版「BusinessObjects Edge 3.0」と、レポーティングツール基盤の最新版「Crystal Reports Server 2008」。同日から出荷を開始する。

 BusinessObjects Edge 3.0は、非定型レポーティング、クエリ、分析、ダッシュボード、データ品質管理やデータ統合などの機能を含む。抽出エンジン「Rapid Mart」の追加により、SAP製品のデータ抽出、加工、分析が短期間でできるようになる。今後は、決算処理の効率化と迅速化を実現する「BusinessObjects Planning」も追加する予定という。Crystal Reports Server 2008は、レポーティング製品の「Crystal Reports」を簡易化、高機能化した。

 両製品は、ビジネス要件の拡大などに伴うシステムの移行がスムーズにできるよう同一のプラットフォームテクノロジー上に構築している。

 BusinessObjects Edge 3.0およびCrystal Reports Server 2008は、どちらも12カ国語対応で、ビジネスオブジェクツの販売代理店を通じて8月28日から出荷する。価格はBusinessObjects Edge 3.0が280万円から(税別)、Crystal Reports Server 2008が42万7000円から(税別)としている。

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